農業分野において、様々な情報が取得、利用されています。気象や植物の生育状況はもちろん、土壌成分や作業履歴、作物の遺伝子情報など、農業の生産性に関係する情報は多岐にわたります。古くから、植物の生育をモデル化して表現する研究が行われており、そのモデル化に必要な情報は公的なデータサービスや試験機関から公開されていることも多く、興味があれば使えるという時代になっています。

​本研究室では、多様な情報源から得られる作物生育に関係する情報を用い、情報科学的なアプローチによるデータ駆動型の作物モデルの開発を通して、農業に資する情報を得ることを目的とした研究を行っております。